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本殿金堂
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仁王門(山門)
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木の根道
奈良末期に鑑真和上の高弟・鑑禎上人が毘沙門天を祀ったのが始まり。牛若丸や天狗伝説でも知られる。山門から本殿までは、清少納言が『枕草子』で「近くて遠きもの」と記した九十九折の道が約1km続くが、多宝塔まではケーブルカー(片道200円)も利用可。途中には由岐神社や義経供養塔がある。本殿前庭からの眺望が美しく、桜や紅葉のシーズンは絶景。近くに金星から降臨したという護法魔王尊を祀る光明心殿、毘沙門天や経塚遺物(いずれも国宝)のほか、与謝野鉄幹・晶子夫妻の遺品などを展示する霊宝殿がある。6月20日の竹伐り会式は有名。