-

-
拝殿
養老2年(718)、卯辰治田多門天社として創建され、地元の人々には「毘沙門さん」と呼ばれる古社。加賀藩祖・前田利家が没した慶長4年(1599)、金沢城の鬼門にあたるこの神社境内地に利家を祀る卯辰八幡宮を建立、藩社とした。徳川に遠慮して、表向きは利家を神格化できず、規模も小さかったが、藩の祈祷所となっていた。廃藩置県後の明治6年(1873)には、尾山神社に利家の神霊が遷座され、後にこちらの神社名を「宇多須神社」と改称。境内には五代藩主・前田綱紀の疱瘡を治したという「酒湯[ささゆ]の井戸」がある。