-
出津教会堂周辺一帯が出津文化村と呼ばれる
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つとして登録された西彼杵半島西岸の出津集落。出津文化村は、出津集落のド・ロ神父関連の史跡や施設などが集まったエリアのこと。最初に訪れたいのは、バス停出津文化村近くにある長崎市外海歴史民俗資料館。資料館前には作家・遠藤周作ゆかりの沈黙の碑がある。文化村のほぼ中心にはド・ロ神父記念館。隣接して神父が私財を投じて建てた授産・福祉施設の旧出津救助院も。ここからド・ロ神父の設計・施工の出津教会堂までは神父や遠藤周作が歩いた歴史の道が通じ、途中にはド・ロ神父ゆかりの井戸も見られる。資料館から教会堂まで徒歩10分。