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明治を代表する建築家、片山東熊が手掛けたフレンチ・ルネッサンス様式の西洋館
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明治の建築と江戸期の石垣、二つの時代が融合した場所
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職人の技が込められたらせん階段
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四季折々の美しい表情を見せる
明治40年(1907)に大正天皇(当時皇太子)の宿舎として建築された洋風木造2階建ての建物。広大な敷地は2000坪を超え、江戸時代に造られた回遊池泉式の宝隆院庭園を有している。館内には国内でも珍しい支柱のないらせん階段を始め、当時の雰囲気を楽しめる空間になっており、鳥取城跡にある恵まれたロケーションは桜や紅葉の季節だけではなく年間を通して写真の人気スポットになっている。近年は映画「るろうに剣心」のロケ地としても有名。