
吐田 極楽寺
興福寺の座主として名僧の誉れ高かった一和僧都が、天歴5年(951)に開いたとされる。南北朝時代には楠木正成[くすのきまさしげ]の祈願寺となり、南朝方の合言葉に「極楽寺」が用いられたという。慶長19年(1614)、大和郡山筒井氏との戦火によって焼かれたが、寺宝の天得如来像図と鐘楼門は焼け残り、再興のきっかけとなった。
- 奈良県御所市
2025年08月15日 12時00分発表天気情報提供元:ウェザーニュース
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興福寺の座主として名僧の誉れ高かった一和僧都が、天歴5年(951)に開いたとされる。南北朝時代には楠木正成[くすのきまさしげ]の祈願寺となり、南朝方の合言葉に「極楽寺」が用いられたという。慶長19年(1614)、大和郡山筒井氏との戦火によって焼かれたが、寺宝の天得如来像図と鐘楼門は焼け残り、再興のきっかけとなった。
標高約959m。山頂付近は高原状になっており、360度の大パノラマが楽しめる。東には大和三山が浮かぶ奈良盆地、南には吉野・大峯の雄大な山並みを望み、西には大阪湾や淡路島、明石海峡大橋も見渡せる。一帯には一目100万本といわれるツツジの大群落が広がり、5月半ばに山上は燃え立つように紅く染まる。秋は一面のススキの原、冬は霧氷と、四季折々に美しい表情を見せる。
修験道の開祖・役行者[えんのぎょうじゃ]の生誕地で、左義長や薬の発祥地と伝えられる。堂内には不動明王を中心とする五大明王が本尊として祀られ、役行者32歳像や白専女[しらとうめ]・役行者母親像を安置する。毎年1月14日には1300年以上の伝統を誇る大とんど左義長法要が行われ、高さ5m以上もある雌雄1対の松明に火をつけて、世界平和を祈る。