森の中の水族館。山梨県立富士湧水の里水族館
さかな公園内にある、透明度の高い富士の湧水をつかった淡水魚専門の水族館。二重回遊水槽では、内側に小魚が、外側に大型魚が泳ぐ姿を見ることができる。
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さかな公園内にある、透明度の高い富士の湧水をつかった淡水魚専門の水族館。二重回遊水槽では、内側に小魚が、外側に大型魚が泳ぐ姿を見ることができる。
さかな公園内にあり、折り紙(100円)や粘土工作(大200円、小180円)を行うことができる。
旧豪族屋敷地に、富士山を背に茅葺き屋根の民家が立つ光景が風情ある資料館・食事処「榛の木林」。敷地内の榛の木林資料館そばにあるのが忍野八海の1つ、底抜池。面積208平方m、水深1.5mの池は、木々に囲まれた静かな環境にあり、八海の中では最も昔の景観を保っている。お釜池とは地底で水脈が繋がっているといわれており、環境庁(現・環境省)の名水百選の1つで国指定天然記念物。富士山根元八湖霊場(八大竜王)三番霊場で娑加羅[しゃがら]竜王を祭る。世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産でもある。
忍野村にできた水と森のテーマパーク。園内は2つの施設を囲むように芝生公園、川、池が整備されている。
忍野八海の中で、面積24平方mと最も小さな池。小さい池だが水深は4mと深く、バイカモが揺れ動く中に口を開ける湧水口の青さが水深の深さを感じさせて神秘的だ。かつては釜の中で湯が沸騰するように水が湧き出ていたことからお釜池の名が付いたが、池に棲むガマガエルが娘を引きずり込んだという伝説から大蟇池とも呼ばれる。跋難陀[ばつなんだ]竜王を祀る富士山根元八湖霊場(八大竜王)二番霊場で、世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部。国指定天然記念物、環境庁(現・環境省)の名水百選の1つ。
天然記念物である「忍野八海」は、富士山の伏流水に水源を発する湧水池。富士山信仰の古跡霊場や富士道者の禊ぎの場の歴史や伝説、富士山を背景とした風致の優れた水景を保有し、出口池、お釜池、底抜池、銚子池、湧池、濁池、鏡池、菖蒲池の八つそれぞれが富士山世界文化遺産の構成資産として認定された。
忍野八海の1つで、面積約1470平方m、深さ約50cmの八海中で一番大きな池。緑の林に囲まれて静かな湖面を見せる池の湧水は、かつては「清浄な霊水」と呼ばれ、富士山登拝の行者たちは池の水で穢れを祓い、登山の無事を祈ってこの水を携えて登ったという。池畔の高みには出口稲荷大明神の社が立ち、江戸末期創設の富士山根元八湖霊場(八大竜王)では、難陀[なんだ]竜王を祀る第一番霊場となっている。国指定天然記念物で、環境庁(現・環境省)の名水百選にも選定。世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産。
富士の湧水と高原の清らかな空気で育ったイチゴが楽しめる。ジャムやパフェづくりの体験も人気。高原育ちなので糖度が高く、深い甘みと心地よい酸味が絶妙。展望テラスからは富士山の全景が見渡せる。
鏡池の東側にある面積281平方m、水深50cmの池。その名の通り、池畔にはショウブ(サトイモ科)と外来種のキショウブなどの植物が自生する。その昔、病気の夫のために、妻がこの池の水で身を清めて祈ったところ37日目に神のお告げがあり、池の菖蒲を夫の身体に巻くと病気が全快したという伝説がある。富士山根元八湖霊場第八番霊場で守護神は優鉢羅[うはつら]竜王。国指定天然記念物であり、世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部。環境庁(現・環境省)の名水百選にも選定。
阿原川沿いの草むらにある面積79平方m、水深3mの池。環境庁(現・環境省)の名水百選に選定され国指定の天然記念物ともなっている忍野八海のうちの1つで、池の底の砂地から砂を巻き上げるように水が湧き出しているのがよく分かる。銚子池の名はその形から。結婚式の最中におならをしてしまい、それを恥じてこの池に身を投げた花嫁の伝説から「縁結びの池」の名も。富士山根元八湖霊場(八大竜王)四番霊場として和脩吉[わしゅきつ]竜王を祀る。世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部。
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