
興禅寺
木曽氏と山村氏の菩提[ぼだい]寺で、木曽三大寺の一つ。永享6年(1434)に、木曽家12代信道[のぶみち]が、先祖である木曽義仲[よしなか]のために建てた寺。平安末期の古代様式を見せる勅使[ちょくし]門、奥正面には観音堂と木曽檜造りの本堂がある。観音堂脇には義仲が植えた2代目の時雨[しぐれ]桜があり、毎年4月の中旬が花の見頃。また、境内左手には4つの庭園と、江戸時代の漆器などが展示された宝物殿がある。
- 「木曽福島駅」から徒歩23分
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木曽氏と山村氏の菩提[ぼだい]寺で、木曽三大寺の一つ。永享6年(1434)に、木曽家12代信道[のぶみち]が、先祖である木曽義仲[よしなか]のために建てた寺。平安末期の古代様式を見せる勅使[ちょくし]門、奥正面には観音堂と木曽檜造りの本堂がある。観音堂脇には義仲が植えた2代目の時雨[しぐれ]桜があり、毎年4月の中旬が花の見頃。また、境内左手には4つの庭園と、江戸時代の漆器などが展示された宝物殿がある。
興禅寺には4つの庭園がある。勅使門[ちょくしもん]を入ってすぐ左に見えるのが昇龍庭[しょうりゅうてい]。中国の黄河に伝わる龍の伝説を力強く表現している。宝物殿横の須弥山[しゅみせん]の庭は、仏教の宇宙観を表わしたもの。枯山水様式では東洋一の広さを誇るといわれる看雲庭[かんうんてい]は、雲海に点在する霊峰を思わせる閑雅な庭園。万松庭[ばんしょうてい]は、江戸中期に作庭された池泉観賞式の庭園で、こちらは穏和な表情が魅力だ。
山村代官屋敷内にある城陽邸付属の、駒ケ岳を借景に造られた小庭園。水墨画のような趣と静寂が漂う。木曽代官、幕府の直臣でもあった山村家の格式と権力の象徴だ。
木曽福島郷土館横の坂道を上っていくと、遊歩道が権現滝まで続いている。駒ケ岳の雄姿と木曽町を眼下に望む、格好のハイキングコースだ。青く澄んだ木曽川の流れと緑の自然が満喫できる。権現滝までは2.5km、約1時間30分の道程。ここから崖屋造の家々の眺めがいい行人橋まで権現滝遊歩道が続く。
福島関所の関守を務め、木曽代官も兼務していた山村氏の屋敷の一部を所蔵品と併せて公開。当時の屋敷は隣接する福島小学校の敷地一帯に広がっていたが、現存するのは下屋敷の一部だった城陽邸と付属の庭園、本邸の石垣の一部のみ。城陽邸は享保8年(1723)に再建された建物で、書院造の座敷を中心とした数室からなる。その一室には山村家の守り神、木やりを唄うキツネ・お末社様とよばれ崇拝されたキツネのミイラが祭られている。山村家家臣の漢学者・石作駒石[いしづくりくせき]の書斎翠山楼も敷地内にある。所要15分。
福島宿の東端、木曽川の断崖に設けられた福島関所は中山道のほぼ中央に位置する。江戸時代には東海道の箱根と新居、中山道の碓氷と並ぶ重要な関所の一つとされ、厳重な取り締まりで有名だった。東西45m、南北30mの堂々たる関所は、明治2年(1869)の関所廃止後に取り壊されたが、昭和50年(1975)の発掘調査を基に史跡公園として整備されている。
土蔵を改築した小さな郷土館で、木曽教育会館の裏に立つ。館内は、1階が土器や剥製[はくせい]などの調査研究物の展示、2階は大正から昭和にかけて活躍した彫刻家、石井鶴三[いしいつるぞう]の作品や書などが並ぶ美術室になっている。そのほか島崎藤村の初版本41冊も収蔵。教育会館の入り口には藤村の『夜明け前』の文学碑が立っている。
檜の香り漂う日帰り温泉施設。空気にふれると湯の色が茶褐色に変わる温泉でリフレッシュできる。風呂は「ひのき」と「みかげ」の大浴場があり、ともに露天風呂付きで、曜日により男女入替え制。露天風呂からは木曽らしい自然が満喫できる。木曽の名産や信州みやげを揃える売店、畳敷きの休憩所なども完備。
宮ノ越駅を出て、義仲橋手前の交差点を左に折れた中山道沿いの集落には、旧宮ノ越宿の面影を残すたたずまいが点在している。このあたりで目につくのは宿場町に典型的な2階部分がせり出した出梁造[だしばりづくり]の民家だ。木曽大工の出身地らしく、持送[もちおく]り(梁[はり]を支えるためにはめ込まれた板)にはそれぞれ意匠が凝らされており、興味深い。また、宿中央の本町には本陣と問屋の跡も残っている。
御嶽山麓に広がる美しい森、油木美林にあるタイプの異なるふたつの美しい滝。こもれびの滝は落差15mを数段にわたって落ちる。不易の滝は落差30m、岩肌からしみ出して流れ落ちる繊細さを併せ持つ。不易とは永遠に容姿を変えない意。
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