宝亀9年(778)、延鎮上人が音羽の滝の上に庵を結び、千手観音を祀ったのが始まり。音羽山中腹に広がる境内は約13万平方m。延暦17年(798)、坂上田村麻呂が長岡京の旧紫宸殿を移築して堂宇を建造したと伝わり、国宝や国指定重要文化財など30以上の堂塔伽藍が立ち並ぶ。本尊十一面千手観世音を祀る、断崖に立つ懸造[かけづくり](舞台造)の本堂(国宝)は、徳川家光が寛永10年(1633)に再建したもの。18本の束柱が支える舞台からは京都市街を一望。国指定重要文化財の三重塔も同時期の再建。3筋で流れる音羽の滝の水は長寿の延命水だ。世界文化遺産「古都京都の文化財」にも登録されている。
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