神戸市北部にあるつくはら湖畔に立つ国の重要文化財の住宅。現存する民家建造物の中では日本最古ともいわれており、時を経て古い家という意味から箱木千年家とも呼ばれる。昭和54年(1979)につくはら湖を造り出した呑吐ダムの建設に伴いこの地に移築。主屋[おもや]は室町時代の大同元年(806)建築、離れは江戸中期に改築されたもの。いずれも入母屋造りで、特に主屋の豪壮な茅葺き屋根が見事。内部の床や戸板には手斧で削った跡も見られる。ほかに中庭、納屋、土蔵などがあり、併設の資料館には農具や箱木家住宅の模型などが展示されている。
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