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一時期は中国領事館として使われていた。寄棟屋根のレトロな外観で窓には繊細な装飾が施されている
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中庭の狛犬は宋時代のものといわれ、異人館街のパワースポットのひとつ
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現代中国画壇の第一人者「王成喜」の墨彩画など中国の貴重な美術品、調度品、家具を展示
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中国モダニズムのインテリア(テーブルコーディネートは季節ごとに変わる)
公開中の異人館の中で、唯一オリエンタルなムードが漂う異人館。館内のインテリアは明朝(1368~1615年)から清朝(1616~1911年)にいたる、中国の貴重な家具、調度品、美術品が施されており、青磁や極彩色の壺、紫檀に螺鈿[らでん]で装飾されたサロンセット、天蓋のあるベッドなど、部屋ごとにシックで統一感のある中国モダニズムのインテリアが堪能できる。また、中庭に設置されている一対の狛犬(獅子像)はどちらも口を「阿」形で開いており、その間を歩けば「愛情に恵まれる」といわれている。