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本殿三棟
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狩場明神と空海の出会いの図大絵馬
弘法大師によって慈尊院とともに創建された古社。天照大御神の御妹神で地主神の丹生都比売大神[にうつひめのおおかみ]の御子・高野御子大神[たかのみこのおおかみ](狩場明神)が猟師の姿で現れ、従えていた2頭の犬を放たれ大師を高野山に導いたことから祀られた。また、朝廷(国)から免税などの特権のある官省符を下賜されたと伝わる。天文10年(1541)に再建された本殿は3棟からなり、国の重要文化財に指定されている。いずれも一間社春日造、檜皮葺。極彩色の美しい社殿だ。文化財として鼎、獅子頭等、また、真田幸村が奉納したと伝えられる太刀を所蔵する。