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外観
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内観
漆器店でもある宮川家は宿場町の面影を残す建物。店舗奥の土蔵が史料館になっている。家伝によれば鎌倉時代末期大覚寺派、武家の落人でその身を修験者に変え辺境の木曽にたどり着いたと云われる。鎌倉時代末期から昭和初期までの史料約1000点。天明年間(1781)から昭和2年(1927)まで6代医師を務め、4代の玄純[げんじゅん]は尾州藩より城中帯刀を許され、代官や役人の治療に当たってきた。医療史料はもちろん、天明時代の天文学の本・松尾芭蕉・与謝野蕪村・山岡鉄舟等の色紙等・宮川家代々受け継がれて来た貴重な史料を陳列。所要10分~。