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平戸城遠望
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江戸中期建立という平戸城北虎口門
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平戸城からの眺望
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平戸港から見る平戸城
山鹿流築城法により約15年をかけて享保3年(1718)に完成した平戸城。本丸に、御殿のあった二の丸、三の丸、白浜廓などから成る平戸藩主松浦[まつら]氏の居城で、別名亀岡城とも呼ばれた。現在、一帯は亀岡公園として整備され、本丸に立つ天守閣は昭和37年(1962)に乾櫓や地蔵坂櫓などとともに復元された。天守閣内部には4世紀頃の「環頭の太刀[かんとうのたち]」(国指定重要文化財)をはじめ、平戸藩ゆかりの武具などの文化財や遺品が多く展示されている。天守閣最上階の展望室からは平戸市街や平戸港、遠くは壱岐の島々まで見渡せる。