平成10年(1998)登録の世界遺産。奈良時代の710年に首都・平城京が置かれて以来、現在もなお奈良市内に残る当時の遺構や寺院のうち、東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城京跡、春日山原始林の8つが構成資産として登録されている。東アジアでも、奈良のように宮殿の遺構と木造建築群、さらに山や森といった自然を含めて、文化的景観が守られている地域は珍しく、日本の国家や文化の基礎が形成された時代の様子を伝えている。また、この都市に花開いた文化を知ることができる貴重な遺産であるとともに、平城京の都市計画や仏教美術などは、中国や朝鮮との交流によってもたらされたもので、2国との交流により日本の文化が発展したことを物語っている。
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