
なんという目だ!―北斎にはこう見える―
北斎の目はなんという目だ!
期間2025年10月11日(土)~12月7日(日)
会場北斎館
- 長野県 小布施町
- 小布施駅/都住駅
約5万9000平方mの境内に、大勧進・大本願と39の宿坊からなる大寺院。「牛にひかれて善光寺参り」で全国的に知られ、年間約600万人もの参拝者が訪れる。創建以来約1400年、源頼朝や武田信玄、徳川家康など時の権力者からの信仰が厚く、江戸時代になると庶民の参詣も増えた。善光寺詣にかかせないお戒壇めぐりは、本堂床下の真っ暗な回廊を手さぐりでめぐり、ご本尊の下にある極楽の錠前にふれてご本尊とご縁を結ぶというもの。毎朝行われるお朝事の前後に住職が参拝者の頭を数珠で撫でて功徳を授けるお数珠頂戴もぜひ(状況により中止になる場合あり、詳細は要問合せ)。
善光寺の仁王門。宝暦2年(1752)建立のものが慶応1年(1865)に再建されたが、明治24年(1891)火災で焼失したため、現在の仁王門は大正7年(1918)に再建されたもの。左右に立つ阿吽の仁王像は高さ約5mのかつらの寄木造りで、高村光雲と弟子の米原雲海による傑作。鉤鎖を握り開口するのが阿形、金剛杵[こんごうしょ]を手にして閉口するのが吽[うん]形で、迫力ある憤怒の形相が印象的。
善光寺北側の桜坂から雲上殿までの道路は両側が桜で満開になり、大変すばらしい。高台にあるため、長野市街が一望できる。