
垂水公園
垂水公園は垂水台地にあり、大正10年(1921)に吉田熊之丞氏と金丸重平氏が約500本の桜を植えたのが始まりで、その意思を引き継いだ大野恒吉氏が、瓜生野・池内の人々と協力し公園の整備や桜の植栽に取り組み、桜の名所となった。園名にもなった「垂水」の地は、仲哀天皇が重い病気にかかった際に、この地の湧水を飲み、生涯を終えた伝説があり、それ以来湧水が枯れたことがないと言われたことから、「垂水」の地名がついた説がある。春には桜、秋には紅葉が彩り、季節と歴史を感じられる垂水公園をぜひ散策してみよう。