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奈良市内の中心にありながら静かな時間が流れる名勝「依水園」は、江戸期に作られた前園と、東大寺南大門・若草山・春日奥山などを借景に明治時代に作られた後園の二つからなる池泉回遊式庭園である。同じ敷地内にある寧楽美術館では、古代中国の青銅器・古鏡・古印をはじめ、高麗・朝鮮王朝時代の陶磁器類、日本の茶道具や古瓦などが展示されている。奈良の風情にひたりながらの散策や文化に触れた後は、食事処「三秀亭」で昼食や喫茶も楽しめる。
蛙股池を挟んで大和文華館の対岸に立つ。林業家、中野皖司[かんじ]氏が収集した美術品を公開する美術館。日本画の村上華岳[むらかみかがく]、入江波光[いりえはこう]、洋画の須田国太郎[すだくにたろう]を中心に、日本を代表する近代画家の作品約270点を収蔵、テーマを決めて展示している。吉野の赤杉をふんだんに使った展示室は落ち着いた雰囲気。所要約1時間。
かな書の第一人者で文化勲章受章者の杉岡華邨氏より、奈良市が作品の寄贈を受けたのを機に、氏の功績を称え、貴重な作品を永く後世に伝えるとともに、書道の発展に寄与するため、平成12年(2000)に開館した書道専門の美術館。杉岡華邨作品の保存・公開をはじめ、現代書道を中心とした企画展覧会や講座等を開催している。杉岡華邨氏は生誕100年を目前にした平成24年(2012)3月に逝去したが、生涯現役を貫き通した氏の命の宿る書からは、平安時代より連綿と伝えられてきたかな書の美の世界を堪能できる。
東大寺大仏殿の西方、戒壇院と依水園との中間の西側に位置する。150年以上続く町屋をそのまま利用した六畳三間続きの空間を、企画展や貸し展示場にしている。「店は作家とお客様に育てていただいた」と語るオーナー夫妻の人柄そのままに、しつらえひとつにも心が行き届いていて美しい。陶器や漆器、ガラス、染め織り、他にも絵画など、作家の手の温もりを感じる作品の展示を心掛けている。小規模な楽器演奏にも使われている。
女性初の文化勲章を受けた美人画の上村松園[しょうえん]、花鳥画を描く息子の松篁[しょうこう]、孫の淳之[あつし]と上村家3代の日本画を収蔵する美術館。主な作品は松園の『花がたみ』『楊貴妃』、松篁の『真鶴』、淳之の『梟[ふくろう]』など。年数回ほど展示替えを行い、企画展や特別展、日本画の公募展などを開催している。所要1時間。
奈良公園の傍らに立つ美術館。日本画家の吉川観方氏らから寄贈された日本画などをはじめ、奈良にゆかりの深い作家の作品も含め約4600件を所蔵し、数々の展覧会を開催。
大和路を撮り続けた写真家、入江泰吉[いりえたいきち]の8万点に及ぶ作品を収蔵。その写真を中心に展示し、企画展も催している。ハイビジョンギャラリーもあり、大和路の美を再発見できる。入江泰吉愛用の機材も展示。所要30分~1時間。
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