宿根木
小木の宿根木集落は、佐渡金山で繁栄し江戸時代に千石船と船大工の里として栄えたところ。1haほどの土地に板壁の民家が密集し、民家間の石畳の小路も当時の面影をよく残していて国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。100棟を超える伝統的な建物は、その多くが主屋、納屋、土蔵などから成り、ほとんどが総二階造り。外観は質素だが屋内は漆溜塗りなど豪華な仕上げの家もあり、公開されている回船主の清九郎と船大工職人の金子屋、三角形の三角家など、いずれも大工の技術を活かして建てられ、独特の形をしている。
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