
旧崇元寺石門
琉球石灰岩でできた三連アーチ型の門。70m近くにわたる重厚な石門は、切石布積みで造られたもの。国重要文化財にも指定されている。門の内部は境内で、かつては琉球王国の歴代の尚[しょう]氏王統の霊を祭る崇元寺があったが、沖縄戦によって全壊した。
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琉球石灰岩でできた三連アーチ型の門。70m近くにわたる重厚な石門は、切石布積みで造られたもの。国重要文化財にも指定されている。門の内部は境内で、かつては琉球王国の歴代の尚[しょう]氏王統の霊を祭る崇元寺があったが、沖縄戦によって全壊した。
陶器と喫茶「南窯」裏手にあり、今までに数多くの名品を生み出してきた荒焼[あらやち]用の登り窯。地形の傾斜を利用して造られたかまぼこ型の窯で、壺屋地区に窯場が集められた頃に琉球王府から賜った拝領窯といわれている。現在は閉窯しているが見学可能。昭和48年(1973)沖縄県文化財指定。窯を覆うようにかけられた赤瓦屋根のなだらかな曲線が印象的。
円鑑池は尚真王代の1502年に造られた人工池。池には弁財天堂のある中之島に琉球石灰岩の切石が積まれた天女橋(国指定重要文化財)と呼ばれる橋が架かっている。弁財天堂は、1502年に朝鮮国王から贈られた方冊蔵経[ほうさつぞうきょう]を納めるための経堂だったが、尚寧王代の1609年の薩摩藩侵入で蔵経が焼失。円覚寺にあった弁財天像を安置したことから弁財天堂の名が付いたという。沖縄戦で破壊され、現在の弁財天堂は昭和43年(1968)に復元されたもの。
令和元年(2019)10月の火災により焼失した正殿等は現在令和8年(2026)を目指して復元中。正殿や北殿、南殿などに囲まれた中庭広場の「御庭」には、木材倉庫・加工場と実物大の図面を描く原寸場が建てられ、原寸場の見学エリアでは職人たちの作業風景が見られる。すぐそばの復興展示室では、火災による残存物の展示のほか、パネル展示や映像などで正殿の復元工程も解説。来園者が復元過程を見られる「見せる復興」で、日々変わりゆく首里城を知ることができる。
首里城の城郭内へ入る第一の門。琉球の古語「あまえ(喜ばしいこと)」を付けた「あまえ御門[うじょう]」ともいい、「歓会門」の名は中国皇帝の使者・冊封使[さっぽうし]など、訪れる人への歓迎の意を込めて名付けられた。建造は尚真王代(1477~1500年)で、沖縄戦で焼失したが、昭和49年(1974)に復元された。門脇には魔除けのシーサーが置かれている。
奉神門の手前にある門。「広福」とは「福を行き渡らせる」という意味。建物そのものが門の機能をもっており、琉球王国時代は東側は戸籍を管理する「大与座[おおくみざ]」、西側は寺や神社を管理する「寺社座[じしゃざ]」だったという。現在は首里城公園有料区域の入場券販売所となっている。
首里城第二の門で、別名は「ひかわ御門[うじょう]」。建造は尚円代の1470年頃。沖縄戦で焼失したが平成4年(1992)に復元された。瑞泉門手前の右側には、国王や冊封使の飲み水にもなった龍樋[りゅうひ]という湧水があり、龍の石彫刻は、尚真王代の1523年に中国からもたらされたもの。この琉球一と謳われた湧水にちなんで「立派な、めでたい泉」という意味の「瑞泉」が名づけられた。
首里城公園の北、円鑑池周辺の一角に架かる龍淵橋の奥に広がるのが龍潭。この大きな池は尚巴志王時代の応永34年(1427)、冊封使を歓待するために造られたもの。池のほとりの花と、水面に映る首里城を眺め、爬龍船を浮かべてハーリー船競漕を楽しんでいたという往時が偲ばれる。2026年秋の首里城正殿完成を目指し、復元工事の様子を公開する「見せる復興」をテーマに通常開園している。
文亀元年(1501)、尚真[しょうしん]王により父尚円[しょうえん]王の遺骨を移葬するために建てられた第二尚氏歴代国王の墓。首里城の西側に位置する壮大な石造建築物。板葺き屋根の宮殿を模した切妻屋根型の墓室が東室・中室・西室の3基連なり、東室には国王、王妃の遺骨、西室には王族の遺骨、中室には洗骨前の遺骸を安置したとされる。
琉球王国の政治・外交・文化の中心地として威容を誇った首里城。その城跡を中心として整備された歴史と文化をテーマにした広大な公園が首里城公園。中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式や石積み技術に、文化的にも歴史的にも高い価値があるとされる首里城跡は国指定史跡。その周辺には守礼門、円鑑池、龍潭、円覚寺跡などの見どころが点在し散策にも好適だ。首里城跡、園比屋武御嶽石門、玉陵は、世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産にも登録されている。
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