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約400年前の山形城主・鳥居忠政によって、城のお濠の水源・生活用水・農業用水の確保のために作られた山形五堰(水路)の一つ『御殿堰』が流れるスポットとして平成22年(2010)に誕生。木造の町屋と明治・大正時代の蔵を活用した山形らしい雰囲気のある空間は、グッドデザイン賞や東北建築賞をはじめ7つの賞を受賞している。老舗の茶屋・呉服店・蕎麦屋、カフェ・和雑貨屋があり、フェラーリのデザイナーとして知られる奥山清行(山形出身)のショップも。
アニメ映画『おもひでぽろぽろ』の舞台のモデルになった地区。高瀬紅花ふれあいセンター周辺や高沢地区などで美しい紅花畑を見られる。7月上旬には紅花のプレゼントや写真撮影会、紅花染め体験などが楽しめる山形紅花まつりが開催される。
日本の滝100選「白糸の滝」を真正面に構え、春夏秋冬の最上峡を満喫。食事・観光土産品に加え、コンビニ部門も併設し、さらに便利に。最上川舟下りや羽黒山参拝等の際は、アクセス便利な「白糸の滝ドライブイン」にぜひ立ち寄ろう。
羽越本線・陸羽西線の停車駅。
総檜造りの味わいある建物は、昭和初期に皇室関係の建築物の設計に携わった宮島佐一郎氏が手がけたものだ。映画『おくりびと』で、大悟が初めて納棺に挑むシーンは、この座敷で撮影された。春には山野草園に可愛らしい花々が咲き、庭園を美しく彩る。
映画『山桜』のモチーフとして選ばれた桜の古木。ここでは、弥一郎と野江が再会するという重要なシーンが撮影された。私有地にあるので、マナーを守っての見学が必要。
映画『おくりびと』のワンシーン。雄大な鳥海山をバックに、大悟がチェロを弾くシーンで登場。大悟が自分の想いを石に込めて美香(広末涼子)に渡す「石文」の場面や、大悟が自身の死生観を語る場面なども近くで撮影された。
近くには酒田舞娘の優雅な踊りや竹久夢二の美人画を見られる「相馬樓」がある石畳の道路。映画『おくりびと』では、大悟の生まれた街の一部として登場している。
映画撮影のために建てられたセットを保存し一般公開。これまで多くの映画やドラマが撮影された大自然の中の撮影所で、至る所に撮影の跡が残る。見学時間2時間の広大な敷地内には、山間集落、宿場町、漁村・農村などの趣の異なるエリアが点在しており。エリア間をバス(1日500円)が周遊している。見学の他にも、貸衣装、矢場、大太鼓なども楽しめる。食事処や土産処もある。
森敦の小説『月山』に登場する寺。明治28年(1895)再建の本堂には、即身仏、鉄門海上人[てつもんかいしょうにん]が祀られている。天井には天界と俗界の接点を見立てた現代アートによる不思議な空間が広がっている。
