
ソーメン滝
130mの落差を、そうめんのように白くて細い水の筋が岩肌を流れ落ちるさまから名付けられた滝。上流に地獄谷があり、下流には称名滝[しょうみょうだき]がある。赦免[しゃめん]滝ともよばれ、地獄谷で数々の責め苦にさいなまれた亡者が、紺屋川を流れ下ってきて、ここで赦免されるという伝説が残る。立山有料道路の天狗平下のカーブにある展望地から眺められ、バスも減速してくれるので車窓から眺めることもできる。
- 「天狗平駅」から徒歩9分/「室堂駅」から徒歩19分
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130mの落差を、そうめんのように白くて細い水の筋が岩肌を流れ落ちるさまから名付けられた滝。上流に地獄谷があり、下流には称名滝[しょうみょうだき]がある。赦免[しゃめん]滝ともよばれ、地獄谷で数々の責め苦にさいなまれた亡者が、紺屋川を流れ下ってきて、ここで赦免されるという伝説が残る。立山有料道路の天狗平下のカーブにある展望地から眺められ、バスも減速してくれるので車窓から眺めることもできる。
立山信仰の里、芦峅寺[あしくらじ]地区に鎮座。立山詣は岩峅寺[いわくらじ]にある雄山神社前立社壇[まえだてしゃだん]とこの祈願殿に詣でてから、雄山山頂の峰本社を参拝するのが習わしだった。かつては立山曼荼羅[まんだら]にも見られるような伽藍[がらん]が立ち並んでいたが、明治の廃仏毀釈[はいぶつきしゃく]で大部分の建物が破壊され、今は講堂が雄山神社祈願殿として残る。境内には立山を開山した佐伯有頼[さえきありより]公の霊廟もある。参道沿いの樹齢約500年のタテヤマスギ(天然記念物)の木立も見事だ。
標高3003m霊峰立山の主峰。浄土山、別山と共に「立山三山」と呼ばれる。登山は室堂ターミナルから遊歩道を進み、途中滑らないように雪渓を横断する。次第に傾斜も増してくるが、祓堂を見送ると中間地点の一ノ越。この先は、両手を使って岩をよじ登る箇所もある本格的な登山道となる。一ノ越から1時間ほどで雄山神社の社務所前に到着。最高地点は岩峰の先端で雄山神社峰本社が立つ。遮るものがない山頂からは、遠く富士山、御岳山、黒部川の源流など、展望がすばらしい。室堂ターミナル~雄山山頂往復約5.4km、上り2時間、下り1時間40分。
黒部ダム建設当時、突破するのに難行した関電トンネルの破砕帯から湧出する水が引かれている。黒部ダム展望台・黒部ダムレストハウスの入口、黒部ダム駅から黒部ダム展望台に向かう地中階段途中の3カ所にある。
アルペンルートの最高所で、標高2450m。古くから山岳信仰の霊場として多くの修験者や信者が登拝してきた立山登山の基地で、眼前に標高3003mの主峰雄山[おやま]がそびえ、剱岳や大日連山など3000m級の山々を望むことができる。室堂ターミナルを中心に散策道が整備されており、立山信仰の遺跡やミクリガ池などの湖沼をトレッキングシューズで気軽に巡ることができる。湖畔に花畑の広がる周囲630mの火山湖ミクリガ池を周回するコースは約1時間。運が良ければ、散策中に雷鳥と出会えるかも。
称名滝の右側に春から初夏の雪どけの増水時に現れる滝で、真夏や秋の渇水期には涸れてしまう。ネハンの滝、阿吽[あうん]の滝ともよばれる。この滝の最大落差は、増水時には500mに達し、称名滝以上の落差となる。称名滝と同じ滝壺に流れ落ち、称名滝とともにVの字を描く姿は壮観。
室堂平の西端、雄山を望む岩場に口を開けて並ぶ2つの洞窟。玉殿岩屋は立山開山伝説の聖地で、熊と白鷹を追って来た佐伯有頼[さえきありより]に、熊が阿弥陀如来に、白鷹が不動明王となって現れ立山の開山を命じた場所とされている。立山室堂が建設される前は、立山修験道の行者の宿泊に使用されたともいわれる。洞窟の天井は低く、奥行きも4m程度と狭く、小さな石仏が数体安置されている。すぐ隣にある虚空蔵窟と呼ばれる洞窟も同じように使用されたものといい、内部には石地蔵や十六羅漢が十数体祭られている。この2つの洞窟へは、滑りやすい登山道の下りなので足元に注意を。
3000m級の山々が連なる北アルプスの雪解け水を集める黒部湖は黒部ダムによってできたダム湖。ブナなどの原生林に囲まれ、エメラルドグリーンの湖水が印象的だ。西岸からは湖を30分で一周する黒部湖遊覧船ガルベが運航している。湖面標高は最高で1448mとなり、湖を渡る風は夏でも冷たい。9月末~10月上旬は湖畔のブナ林が黄色となり、神秘さに鮮やかさを加える。西岸の湖畔に整備された遊歩道を歩けば森林浴も楽しめる。
立山の火山活動で生じた溶結凝灰岩の一枚岩が、称名川によって削られてできた壁。大きく二段になっていて、称名川の南側に、最大高低差約500m、長さ約2kmにわたって続く。立山駅から称名滝に向かう車窓から右手に眺められ、駐車場のある展望台からはじっくりと観察できる。紅葉の季節の彩りは見事。
雷鳥荘のすぐそばにある、ミドリガ池よりも小さな池。標高2354mに位置し、水深は約1mと浅く、湖底の岩が水面のところどころに露出している。その名が示すように、周囲の斜面には7月中旬~8月末になると、リンドウの花が咲く。ミヤマリンドウ、タテヤマリンドウといった草丈10cm程度の小さな花なので、見落とさないように。夏には渇水することもある。
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