
どんづる峯
奈良と大阪の県境辺りの穴虫峠[あなむしとうげ]にある奇岩群。千数百万年前の二上山の火山活動によって、火砕流や火山灰が堆積したものが地殻変動で隆起し、長い間侵食され生まれた。遠くから見ると鶴が屯[たむろ]しているように見えることから、漢字では「屯鶴峯」と書き親しまれている。歩ける範囲はそんなに広くないが、女性の一人歩きは避け、倒木や落枝に注意しながら、「特異な別天地」を目指そう。
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奈良と大阪の県境辺りの穴虫峠[あなむしとうげ]にある奇岩群。千数百万年前の二上山の火山活動によって、火砕流や火山灰が堆積したものが地殻変動で隆起し、長い間侵食され生まれた。遠くから見ると鶴が屯[たむろ]しているように見えることから、漢字では「屯鶴峯」と書き親しまれている。歩ける範囲はそんなに広くないが、女性の一人歩きは避け、倒木や落枝に注意しながら、「特異な別天地」を目指そう。
巨石を御神体とする天之岩立[あまのいわたて]神社近くにある幅7m、高さ4mの岩。真ん中ですっぱりと2つに割れており、柳生石舟斎[せきしゅうさい]が天狗を一刀両断に斬ったつもりでいたら、この石だったとの伝説が残る。
平成12年(2000)に発掘された石造の遺構。酒船石のある丘陵下に位置し、亀形と小判形をした鉢状の花崗岩を中心に、階段状の石敷きが広がる。砂岩を積み上げた湧水施設も発見され、水源からの導水構造が判明した唯一の遺跡だ。谷に位置することから祭祀に関わる施設とされる。
布留川の上流、桃尾山にある高さ約23mの滝。明治に廃絶した桃尾山蓮華王院龍福寺の境内地にあり、中世には真言密教の大道場があった。修験道の行場として知られ、毎年7月第3日曜には夏の安全を祈願して「滝開き」の神事が行われる。「布留の滝」として和歌集にも詠まれる景勝地で、元禄元年(1688)には芭蕉もこの地を訪れている。
12万平方mを超える広大な敷地には、アスレチック遊具を設置した子供広場やツバキ園、芝生広場などがある。園内を縫って人工の川が流れ、桜・ツツジ・シャクナゲ・萩など四季を通じて花が楽しめる。
奈良盆地に島のように浮かぶ、耳成山・香具山・畝傍山の三山の総称。国の名勝に指定。いずれも標高200mに満たない低山だが、秀麗な姿で親しまれ、山頂にも手軽に登れる。中大兄皇子が詠んだ、三山妻争いの万葉歌でも知られる。耳成山は平地にぽつんと突き出た山で標高139m。円錐形の優雅な姿は三山でもとりわけ美しい。畝傍山は三山で一番高く、標高199m。尾根が波打った姿は眺める方向によってさまざまな姿を見せ、山頂からの見晴らしもいい。標高152mの香久山は丘に近い山だが、三山の中では最も神聖視された。
天武天皇・持統天皇陵の南西にある長さ2.7m、幅1.9m、地表からの厚さ70cmの石造物。その昔、旅人を捕らえては食ってしまう鬼がおり、そのまな板だったとの伝説が残る。実際は、7世紀中頃に造られた石槨の底の部分といわれる。道を挟んで鬼の雪隠[せっちん]がある。
飛鳥寺の南東、丘陵上にある長さ5.4m、最大幅2.3mの扁平な巨石。花崗岩を加工したもので、表面には円や楕円と、それらを結ぶ細い溝が彫り込まれている。酒や油を絞るための道具や庭園施設など、さまざまな説があるが、今も定かではない。国の史跡に指定されており、平成の発掘調査では、周辺で階段状の石垣や砂岩でできた湧水設備、小判形や亀形の石造物なども発見されている。
橿原市の白橿南小学校西側の丘陵地の中腹に、東西に約11m、南北に約8m、高さ約4.7mの大きさの益田岩船がある。「巨大な石碑の台石だった」「占星術のための天体観測台だった」「横口式石槨の建造途中でひびが入ったから放棄された」など様々な推測はあるが、誰が何のために造ったのかは謎のまま。
橘寺の西約600mの路傍にある大きな花崗岩の石。亀がうずくまったような形をしているため、昔から亀石と呼ばれている。現在は南西を向いているが、西を向くと葛城地域が洪水に沈むという伝説がある。
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