
大田神社のカキツバタ
上賀茂神社東約800mに鎮座する境外摂社の大田神社は、芸能・長寿の神様として信仰が厚い古社。その参道東側、古くから「大田ノ沢」と呼ばれている池には、「大田ノ沢のカキツバタ群落」として国の天然記念物に指定されている野生のカキツバタが群生する。約2万5000株の艶やかな濃紫色の花が一面に咲き誇る様子は見事で、平安時代の歌人として知られる藤原俊成が「神山や大田の沢のかきつばた ふかきたのみは色にみゆらむ」と詠んでいるほど。見ごろは5月上旬。
- 「北山(京都)駅」から徒歩19分
ジャンル/こだわり条件等を指定して検索できます。
上賀茂神社東約800mに鎮座する境外摂社の大田神社は、芸能・長寿の神様として信仰が厚い古社。その参道東側、古くから「大田ノ沢」と呼ばれている池には、「大田ノ沢のカキツバタ群落」として国の天然記念物に指定されている野生のカキツバタが群生する。約2万5000株の艶やかな濃紫色の花が一面に咲き誇る様子は見事で、平安時代の歌人として知られる藤原俊成が「神山や大田の沢のかきつばた ふかきたのみは色にみゆらむ」と詠んでいるほど。見ごろは5月上旬。
平安遷都に伴い奈良から移転。今木皇大神[いまきのすめおおかみ]をはじめ、四柱の神を総合し平野皇大神[ひらのすめおおかみ]として祀る。「皇大神」とは、神の中でも最高位を表す語。国内8万以上ある神社の中でも伊勢神宮など数社しかなく、その格式の高さが知られる。本殿(重要文化財)は、比翼春日造という特殊な形式。古くから桜の名所で、他にも四季を通じて様々な花が咲く。4月10日の桜花祭、9月14日の奉灯祭、仲秋の名月祭には盛大に奉納行事が行われる。
天台宗の門跡寺院であり、本尊の毘沙門天は京の七福神の一つに数えられる。創建は大宝3年(703)。かつては上京区出雲路にあったが、応仁の乱で廃絶。公海僧正が寛文5年(1665)にこの地に復興し、後西天皇の皇子が入寺して門跡寺院となった。円山応挙作の鯉の絵や、狩野益信作の宸殿の障壁画など見るべきものが多い。また枝垂桜、紅葉も美しい。
嘉禎2年(1236)に建立された禅刹で、京都五山の一つ。境内は広く、日本最古の三門(国宝)、禅宗寺院様式の東司[とうす](トイレ、重要文化財)、堂本印象が龍を天井に描いた本堂などが立つ。本坊の庭園は東西南北それぞれ趣が異なり、苔と敷石とが市松模様になっている北庭が特に名高い。洗玉澗[せんぎょくかん]に架かる、通天橋[つうてんきょう]付近の紅葉もみごと。秋の拝観期間中は駐車場が閉鎖されているので注意。
役行者が開き、最澄が再興したが、仁寿2年(852)に勝持寺と改名したと伝える。西行がここで庵を結び1株の桜を植えて吟愛したことから、この桜を「西行桜」と呼び、以後「花の寺」と親しまれるようになった。春は境内が桜で覆われる。本尊に薬師如来像(重要文化財)を祀り、近年まで預かっていた如意輪観音半跏像(国宝)は、東隣の願徳寺(料金:300円、2月のみ要予約)で拝観できる。
醍醐山全山を寺域とする京都屈指の大寺院で、真言宗醍醐派の総本山。山上の上醍醐と山下の下醍醐に分かれ、50余の堂塔が点在。貞観16年(874)に修験道中興の祖である聖宝理源大師が開き、第80代座主義演僧正の時代、豊臣秀吉の尽力により再興した。下醍醐の伽藍に立つ金堂や五重塔などの国宝をはじめ、数多くの文化財を有し、世界文化遺産「古都京都の文化財」にも登録されている。名高い「醍醐の花見」とは、豊臣秀吉が慶長3年(1598)に催した花見の宴のこと。この花見に因み、例年4月第2日曜には豊太閤花見行列が催される。
早咲きで知られる糸桜は、たおやかな枝ぶりのシダレザクラ。島の弁天さんと親しまれる寺。紅色の唐風山門、京都市内、南のはしにあたり、京都で一番早く桜が咲くので有名。3月24日頃~4月20日頃までいろんな桜が咲いている。
周山街道(国道162号)は、京都御室仁和寺前から京北町周山へ続く道。昔、畑の姥[うば]と呼ばれた梅ケ畑の女性は、梯子や鞍掛けなどを頭上に載せ、この街道から品物を売り歩いた。街道沿いには紅葉がすばらしい高雄、槇尾、栂尾の三尾があり、さらに進むと道は北山杉の美林を抜け、山里の風景を満喫できる。北山杉の里と呼ばれる中川集落では北山磨丸太を立て干しした光景も見ることができる。さらに北へ、笠トンネルを抜けると木と清流の里京北だ。中心部周山には道の駅ウッディー京北などのスポットがあり、桜で名高い常照皇寺などの歴史遺産も点在する。
清滝川に沿った高雄・槇尾・栂尾の総称。京洛随一の紅葉名所であり、神護寺の石段を上った金堂付近や、深い谷の錦雲峡の眺めは最高。国宝『鳥獣戯画』で有名な高山寺や西明寺は、木々に囲まれ紅葉期でも比較的静かである。神護寺では大師堂特別公開[令和6年(2024)11月1~7日の9~16時、入山料の他に別途500円が必要]を実施する。
清滝川渓谷は紅葉の名所として知られ、清滝を起点に高雄までは錦雲渓、下流の落合までは金鈴峡と呼ばれている。整備された川沿いの道は東海自然歩道に指定され、ハイキングコースとして親しまれている。錦雲渓は約3km(約1時間)で、紅葉のほかに桜や藤、新緑などが楽しめる。
運行情報はありません。
路線が登録されていません。
路線登録で登録した路線の運行情報が表示されます。
路線を登録すると、登録した路線の運行情報が右サイドで表示される機能です。
トップページ、電車関連ページで表示されます。
エリアを登録すると、登録したエリアの天気情報が表示されます。