群馬県の自然景観

滝沢の不動滝

粕川上流に位置する、落差32mの赤城山麓で最も大きい滝。平成21年(2009)には群馬県の名勝に指定された。前不動から滝までは約40分の道のりで途中、洞穴の下に社殿が立つ滝沢不動尊が見どころ。来訪する際は登山用のくつ・服装で。

1. 自然景観
2. 駐車場

吹割渓谷

尾瀬沼付近を源にして流れる片品川の中流にあたり、吹割の滝、鱒飛[ますとび]の滝、般若岩[はんにゃいわ]、獅子岩など数十mの断崖や奇岩、大小の滝が雄大な渓谷美をつくっている。その美しさは利根川支流随一といわれ、訪れる人々を魅了する。吹割の滝入口から渓谷沿いに周遊できる吹割渓谷遊歩道があり、1周約2km、所要1時間の散策が楽しめる。

1. 自然景観
2. 散策・ハイキング

吹割の滝

吹割渓谷にあり老神温泉の北約3km、片品川の中流域にかかる幅約30m、高さ約7mの名瀑。V字型に浸食された岩の割れ目に、川の水が吸い込まれるように流れ落ちている。水しぶきを上げてごうごうと落下するさまは壮観だ。東洋のナイアガラともよばれ、国の天然記念物に指定されている。春の新緑、秋の紅葉など四季の織りなす景観美が見事だ。

1. 自然景観
2. 花見・紅葉
3. 駐車場

岩清水

ブナやミズナラなどの保水能力の高い木々が茂り、雨の降ることが多い尾瀬では、ほとんどのコースで水場に出合える。三平峠の群馬側、三平見晴下の急坂の途中に岩肌から豊富に湧き出る清冽な清水も、ハイカーはもとより、沼田街道の時代から、この道を行く旅人たちの喉を潤してきた。口に含むとヒヤリと冷たくまろやかな味がする。

1. 自然景観

下ノ大堀川

牛首と竜宮十字路のほぼ中間地点で渡る小川が、下ノ大堀川。牛首から竜宮十字路へ向かう木道からは見えないが、下ノ大堀川は中田代の湿原の中で大きく蛇行しており、周辺はミズバショウやニッコウキスゲの大群落地となっている。ここは至仏山をバックに小川沿いにミズバショウの群落が広がる、絵はがきなどでお馴染みのビューポイントなのだ。この景観を楽しめるよう湿原の中に細い木道が1本敷かれている。

1. 自然景観

竜宮カルスト

竜宮十字路近くに竜宮カルストと呼ばれる池塘がある。十字路に向かって右手の池塘にはたえず大量の水が流れ込んでいるのだが、流れ出る所はない。池塘は満々と水をたたえてはいるが、水が周辺に溢れ出すこともない。反対側の左手の湿原に、どこからも水が流れ込まず流れ出ているだけなのに、いつも満々と水をたたえている池塘がある。実はこの2つの池塘は侵食されてできたトンネルによって繋がっており、水はそこを通って流れているわけだ。湿原の下を通って流れる水は海底の竜宮城にも繋がっていると考えられ、竜宮と言われるようになった。

1. 自然景観

高津戸峡

日光の山中に源を発する渡良瀬川が流れる渓谷。高津戸橋からはねたき橋にかけて川沿いに全長約500mの遊歩道があり、渓谷美を楽しめる。

• 「大間々駅」から徒歩15分

1. 自然景観
2. 駐車場

鼻高展望花の丘

上毛三山を見渡す高台に広がる花畑。春は菜の花、夏はヒマワリ、秋はコスモスと、一年を通して四季それぞれの花が景色を彩る。

1. 自然景観
2. 駐車場

野反湖

2000m級の山々に囲まれた周囲10km、標高1513mに位置するダム湖。春から初秋にかけてシラネアオイ、レンゲツツジ、ノゾリキスゲ、コマクサ、ヤナギランなど300種以上の高山植物が湖周辺を彩り、秋には色彩豊かな紅葉が見られる。中でも7月のノゾリキスゲは見事。湖畔を巡るトレッキングや周辺の山々への登山を楽しめるほか、湖では釣りもできる。野反峠休憩舎や野反湖展望台兼案内所では地元産の舞茸を使ったうどん・そばなどがおすすめ。北岸側には野反湖キャンプ場(5月上旬～11月中旬営業)も整備されている。

1. 自然景観
2. 駐車場

荒船風穴

世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産の1つで、正式な名称は「荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡」。明治38年(1905)に、地元養蚕農家の庭屋静太郎によって建造された蚕種貯蔵風穴(蚕種貯蔵施設)のこと。下仁田町西端の標高840mの山中にあり、夏でも2℃前後の冷風が吹き出す岩の隙間の周りに石積みを築き、土蔵造りの建屋を設けた施設で日本最大規模を誇った。ここで全国各地から送られて来た蚕種を貯蔵し、孵化時期を調整することで、一年に数回の養蚕が可能に。見学者広場には冷風体験室もある。9時30分～16時には無料解説員も駐在。

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2. 建物・史跡
3. 駐車場