
原子爆弾落下中心地碑
原爆落下中心地に立つ黒御影石[くろみかげいし]の石柱の碑。この碑の約500m上空で原爆が炸裂、半径2.5kmに及ぶ地域を壊滅させた。そばには爆心地から北東約500mの場所にあって壊滅した浦上天主堂の遺壁の一部が移築されている。
- 「平和公園駅」から徒歩3分/「原爆資料館駅」から徒歩7分
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原爆落下中心地に立つ黒御影石[くろみかげいし]の石柱の碑。この碑の約500m上空で原爆が炸裂、半径2.5kmに及ぶ地域を壊滅させた。そばには爆心地から北東約500mの場所にあって壊滅した浦上天主堂の遺壁の一部が移築されている。
諏訪神社の境内へと続く、見晴らしのよい小高い丘の上にある公園。巨大なクスノキなどの木立の中に、写真の開祖・上野彦馬[うえのひこま]や印刷術の開祖・本木昌造[もときしょうぞう]ら長崎ゆかりの偉人像が数多く立っている。公園の登り口には、日本最初の缶詰製造地の標柱もある。
「亀山社中」とは、慶応元年(1865)、薩摩藩や長崎商人などの援助を受けて土佐の浪人だった坂本龍馬が設立した日本初の貿易商社といわれる結社。メンバーには長岡健吉など幕末の激動期を生きた志士たちが名を連ねている。活動の拠点としていたのは、亀山焼窯元であったという亀山に立つ家。記念館は、その亀山社中跡にある建物を幕末当時の姿により近い形で復元し公開している。館内には、復刻したブーツや紋服、ピストル、『海援隊日史』の複製などが展示されており、龍馬が身を隠したといわれる中二階(隠し部屋)も復元されている。
文久3年(1863)に日本最初の西洋料理の店が開店した地。のちに長崎市馬町へ移転。建物は現在グラバー園へ「旧自由亭」として移設されている。
江戸時代の禁教令の下、外海地方で信仰を維持し続けた潜伏キリシタンの伝承地の1つ。バスチャンは、外国人の司祭や修道士が追放された後、外海や浦上、五島の人々に日繰り(キリスト教の行事の暦)や予言などを遺した伝説の日本人伝道士。バスチャン屋敷跡は、役人に見つからないように隠れ住んだといわれる隠れ家跡で、長崎市指定史跡。現在は、木々の深い緑の中に、質素な石積みの小屋が立てられている。遠藤周作の小説『沈黙』を元に制作された映画『沈黙-サイレンス』のため、マーティン・スコセッシ監督もこの地を視察している。
明治37年(1904)に建てられた洋館(重要文化財)。レンガと石造りの3階建てで市内の洋館の中でも最大級だ。4年の改修工事を終え、平成8年(1996)から一般公開されている。1階は銀行業務に関する資料、2階に明治期の居留地での生活について、3階は諸外国との貿易の歴史に関する展示がある。
元禄2年(1689)、江戸幕府が密貿易を防ぐことなどを目的として、唐人を集め、住まわせた屋敷の跡地。唐館ともよばれた建物群には約2000人が住み、周囲は塀や堀で囲われ外界から隔離されていた。現在、土神堂[どじんどう]、天后堂[てんこうどう]、観音堂、福建[ふっけん]会館が市の文化財や史跡に指定されている。
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「外海の出津集落」内に立つ出津教会堂のほど近くにある。出津教会堂を建てたド・ロ神父は、村民のために農業や漁業の指導、医療や教育の事業などさまざまな活動をした。その活動の1つとして、明治16年(1883)に創設したのが出津救助院。結婚前の女性に教育や授産事業を行う拠点として神父自ら設計、私財を投じて建てた福祉施設だ。かつての庄屋屋敷跡にあり、今も授産場やマカロニ工場、製粉工場、薬局などの建物が残っている。中心となる授産場の建物は木造と石造り。1階がパンやそうめん作りなどの作業場で、中央の床には地下貯蔵庫、建物東側にはパン焼窯跡がある。2階は女性たちの生活の場、教育の場、祈りの場であり、ヨーロッパから取り寄せたミシンや編み機を使った仕事場でもあった。隣のマカロニ工場の製品と併せて、救助院の多くの製品が長崎居留地の外国人に販売され、輸出もされたという。現在、食と農の体験活動施設として利用されている旧製粉工場では、施設ゆかりの商品を販売。授産場とマカロニ工場の建物、ド・ロ塀と呼ばれる塀は国指定重要文化財だ。
有明海に突き出した標高30mの丘上にある城跡。慶長9年(1604)、有馬貴純が日野江城の支城として築城。南北1.3km、東西0.5kmの城跡は、石垣で囲まれた本丸、二ノ丸、三ノ丸、天草丸などから成り、戦国時代の石積技術を使用した城郭だった。キリシタン大名・有馬晴信の失脚後、慶長20年(1615)に廃城。寛永14年(1637)の島原・天草一揆(島原の乱)では約3万7000人の領民が88日間たてこもり、約12万人余の幕府軍と戦った末、全滅。城跡からは数多くの砲弾や人骨、十字架などが出土し、一揆の総大将・天草四郎時貞のものといわれる墓碑や石像、多数の骨を集めて供養したほねかみ地蔵が、かつての悲劇を伝えている。国指定史跡で、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成遺産でもある。
平成27年(2015)登録の世界遺産。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、急速に発展した製鉄・鉄鋼・造船・石炭産業関連の近代産業の遺産群。幕末の日本は西洋から技術や知識を吸収し、明治期に近代産業の基盤を確立。構成は長崎県をはじめ福岡、佐賀、熊本、鹿児島、山口、岩手、静岡の8県11市にわたり、長崎県の旧グラバー住宅、山口県萩や静岡県韮山の反射炉、岩手県釜石の鉄鉱山、九州各地の炭鉱や造船所など、23の構成資産から成る。
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