
明星院
五島家代々の祈願寺で、弘法大師が明け方に輝く明星にちなんで、明星院と名付けたといわれている。安永7年(1778)に再建の本堂は現在五島で最古の木造建築物で、本堂格子天井に描かれた狩野[かのう]派の花鳥絵には、オウム、極楽鳥など、異国の花鳥が描かれている。護摩堂[ごまどう]がある棟には、平安・鎌倉・室町時代の仏像仏具が多く、なかには飛鳥時代作といわれる飛鳥仏、金銅薬師如来立像(重要文化財)もある。
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五島家代々の祈願寺で、弘法大師が明け方に輝く明星にちなんで、明星院と名付けたといわれている。安永7年(1778)に再建の本堂は現在五島で最古の木造建築物で、本堂格子天井に描かれた狩野[かのう]派の花鳥絵には、オウム、極楽鳥など、異国の花鳥が描かれている。護摩堂[ごまどう]がある棟には、平安・鎌倉・室町時代の仏像仏具が多く、なかには飛鳥時代作といわれる飛鳥仏、金銅薬師如来立像(重要文化財)もある。
野崎島北部、原生林に覆われた山中に鎮座する古社。海を隔てた小値賀島の「地ノ神嶋神社」と対面するように社殿を構え、背後には高さ24m、幅12mの巨石「王位石[おえいし]」がそびえ立つ。飛鳥時代の慶雲元年(704)に、地ノ神嶋神社とともに遣唐使の航海安全を祈願して建てられたと伝わる。島最古の野崎集落の人々によって崇敬され、神官は島最後の住人として平成13年(2001)まで島を守った。神社へのルートは険しい山道のため、おぢかアイランドツーリズム協会が10~6月に催行する「王位石トレッキング」の利用がおすすめ。野崎島への渡航の際は事前におぢかアイランドツーリズム協会に連絡し、上陸後は野島崎ビジターセンターに必ず立ち寄ること。
芦辺町北部の標高147mの男岳山頂近くにある男岳神社には、大小入り混じった200体以上もの石猿がズラリ。どれもユニークな表情をしている。この神社で祭られている神様が猿田彦命[さるたひこのみこと]であることから、以前から祈願成就に石猿を奉納する習慣があり、今も続いているという。持ち帰ると不幸が起こるという言い伝えもあるそうだ。
平戸島のほぼ中央に位置し、紐差港を望む小高い丘に立つ白亜のカトリック教会。現在の聖堂は昭和4年(1929)に竣工したもの。教会堂建築で知られる鉄川與助の設計施工で、ロマネスク様式の鉄筋コンクリート造り2階建ての大きな聖堂だ。礼拝堂内部は、赤い絨毯に白い柱が映え、與助の設計の特徴である花柄の飾り模様も見られる。美しいステンドグラス越しに差し込む光やパイプオルガンなどが、堂内に荘厳な雰囲気を醸し出している。
猿田彦命[さるたひこのみこと]が祀られている神社。御祭神にちなんだ200体以上の石猿が鎮座する。また拝殿の裏手には御神体である岩があり、コンパスが正常に動かないほど不思議な磁力が確認されている。拝殿裏はぐるりと歩いて巡ることができる。
平戸島の東部、宝亀湾を見下ろす高台に立つ。明治18年(1885)、京崎地区に仮教会が設けられ、明治31年(1898)にマタラ神父の指導の下、現在の宝亀教会が建立された。多くの建築的特徴をもつ聖堂で、基礎は石造りだが会堂部は木造切妻造りで、建物正面部分のみレンガ造りだ。屋根は単層切妻の瓦葺、会堂部側面には円型ハメ殺し窓の下に、出入りできる両開き窓を5面設けている。内部は三廊式で、天井は主廊、側廊ともにリブ・ヴォールト天井(コウモリ天井)の板張り。平戸を代表する美しい教会で長崎県指定有形文化財。見学の際はマナーを守り、入口の注意事項を一読、脱帽して静かに見学すること。カメラ撮影、飲食、喫煙は禁止。
五島列島の中通島北部に位置する、木造瓦葺き平屋建てのカトリック教会。明治15年(1882)に創建された教会で、創建当時の場所に当時の規模や形をほとんど変えることなく、ミサも行われる現役の木造教会として最古級のものだった。平成19年(2007)に、漏電が原因と見られる火災により損傷。柱や梁などの構造体や外壁はしっかりと残っていたため、調査・検討の結果、復元工事を決定。平成22年(2010)には、曲線が美しいリブ・ヴォールト天井(こうもり天井)のかつての姿を取り戻し、現在は長崎県の有形文化財にも指定されている。
中通島の北部、青方港桟橋対岸の高台にその姿を望める教会。江戸末期に大村藩の外海から移住してきた潜伏キリシタンの人々が、明治12年(1879)に、今は若松島に移築され土井ノ浦教会となっている最初の教会堂を建立。現在の教会堂は大正5年(1916)に再建されたもので、設計・施工は地元出身の鉄川與助。桟瓦葺きの重層屋根で、レンガの組方や色の違いで装飾されたレンガ造りの外壁が美しい。正面玄関部はドーム型の鐘楼となっており、内部は三廊式で、天井は漆喰塗りのリブ・ヴォールト天井だ。西ドイツ製の花柄のステンドグラス、半円のアーチ窓など、ロマネスク様式をとり入れており、柱頭の彫刻は與助の父鉄川与四郎の作。鎧戸や聖体拝領台などほぼすべてが当時のまま残っていることから長崎県の有形文化財に指定されている。
月讀命[つくよみのみこと]が祀られた神社で、全国に点在する月讀神社の総本社と伝わる。古事記によれば月讀命はイザナギ神が天照大神の次に生んだとされる由緒正しい神様。安産、健康、病気平癒や航海安全などにご利益があり、お守りも豊富に揃う。毎年旧暦の9月23日に催される例大祭では壱岐神楽を奉納。御朱印もいただける(予約不要)。月讀神社オリジナルの御朱印帳も2000円で販売されている。
養老元年(717)、名僧行基が刻んだといわれる十一面観音を安置。この観音像は、九州七観音の一つに数えられている。大同3年(808)、弘法大師(空海)が唐からの帰途五百羅漢を刻み、諸人救済のため草庵を建て清巌寺と名付けたとされる。毎年8月8日~10日には四萬六千日祭があり、昔ながらの縁日を楽しめる。
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